住宅を買うのは今がチャンスなのか?

2016年3月時点で、日本銀行(以下「日銀」)はマイナス金利政策をうちだしています。
マイナス金利政策とは、各銀行が日銀に預けているお金に対し、通常ならば日銀から銀行に利息が
支払われるのに、逆に銀行から日銀に利息を支払わなければならないというものです。

銀行は日銀に預けると損をしてしまうため、企業や個人にお金を貸し出すための一層の努力をすることが予想されます。
銀行は金利を下げても企業や個人にお金を貸出したいわけです。

この結果、一部銀行では住宅ローン金利もこれに連動して下がっています。
なかには、1%を切る住宅ローン金利に なっている場合もあるようです。

住宅ローンを借りている方が一定の要件を満たした場合、ローン残高の1%が所得税や住民税から
控除されるという住宅借入金等特別控除(一般には住宅ローン控除と呼ばれています)をご存知だと思います。

もし、金利が1%なかったら、例えば0.7%だったりする場合、ローン残高1%が戻ってくるとすると、これだけ見
れば逆に得してしまうような事態も起こりうるのです。

 

 

それなら即買った方がいいとも思えるけれど

 

 

では、今が住宅購入の大チャンスなのでしょうか?

日銀の量的緩和や人件費の高騰、円安による資材の高騰などから、ここ2年で住宅価格は確実に値上がりして
います。

事実、一般のサラリーマンからしてみると、少し手が出しにくくなっているような価格帯の物件もでてきています。

 

少し前にもこのような時期がありませんでしたか?

2006年から2007年ぐらいの時期に住宅価格が急騰するミニバブル期がありましたが、それと同じように価
格が急騰しているのです。

その後、リーマンショックが起きて、住宅価格はしばらく低迷していました。

バブルは必ず崩壊するものですが、いつそれが起きるのか、当分起こらないのかはわかりません。
住宅購入は人生の中でも大きな買い物です。
これだ、と思う物件に出会えたなら、そのチャンスを逃す必要はありません。

駅に近い人気の物件な どは、なかなか手に入れることは困難かもしれません。

また、家族構成の変化などからすぐに住宅を購入したいと思う場合もあるでしょう。
今住宅購入したい方には、住宅ローン金利が下がっていることは、ラッキーです。

 

ただ、資金計画が定まらないのに住宅ローン金利が下がっているからというだけで、住宅の高値づかみをする
ことは避けたいものです。
むしろ、金利が高い時期に住宅ローンを借りてしまった場合、今が借り換えのチャンスだといえます。
ローン残高や借り換え手数料をよく考えて、賢く借り換えができるといいですね。